妊娠・退職・フランスへの移住


フランス在住の36歳の主婦です。31歳のときに長く勤めた会社を辞め、夫の国であるフランスへ移住しました。

職場の元・上司は50代の女性で大らかで陽気な性格が誰からも好かれていました。私も彼女のファンの一人で、仕事のあとに愚痴や恋愛の悩みを相談することもありました。

私がフランスに行って「元・上司」となっても、年始の挨拶などメールでのやり取りは続けていました。そして、私の第一子となる長男が産まれ、その年の年賀メールで元上司に報告。するとまるで自分のことのように、私の出産を喜んでくれました。

憧れの元上司からの出産祝いは「日本の香り」と「絵本」

元上司からすぐに「お祝いは何がいい?」と聞かれましたが輸送費だけでも高くつくので気持ちだけで十分ですと断りました。それでも何か贈りたいと言われたので日本らしいものをお願いしますと答えました。

出産から1ヶ月ほどしてからフランスの自宅に国際小包が届きました。ずっしりと重い大きな箱を開けてみると、元上司からの手紙&かわいらしい絵本がぎっしり。丁寧に書かれた手書きの手紙を読むと働いていたころの様子が思い出され、日本の空気の香りを思い出しました。

更に、元上司の絵本選びのセンスは抜群。私が子供のころに母に読んでもらった本もあり、最近人気の本もあり、日本の昔話もあり、あれこれ悩みながら選んでくれた姿が思い浮かび泣きそうになりました。色とりどりの絵本に囲まれて息子も嬉しそうでした。

3年にわたって大活躍!絵本が日本語の先生です

7ヶ月になったばかりだった息子は、はっきりとした色合いの数や色の本に興味を持ち毎日繰り返し繰り返しボロボロになるまで読みました。0歳から5歳くらいまでの絵本が網羅してあったのでだんだんとレベルを上げ、3歳近くになった今でも毎晩寝る前に読んでいます。

最近の息子は、文字に興味を持ち始めたようで「なんて読むの?」と絵本の文字を自分で読もうとしています。何回も読んだ本は暗記していて日本語の読めない夫に息子が得意げに読んであげていることもあります。

私たちの住むフランスの田舎町では日本語の絵本を見つけることはほぼ不可能なので、息子だけでなく去年産まれた娘にも読んであげられるように大切に扱っています。子供たちには日本語でも話せるようになって欲しいと思っていますが、息子は年齢が上がるにつれてだんだんとフランス語のほうが上手になってきてしまいました。

しかしこれからも気長に日本語の絵本を読み聞かせていれば自然と学んでくれるのではないかと期待しています。家族で楽しむことができ実用的で、特に海外在住者のニーズにぴったりと合った出産祝いだったので改めて彼女のことを尊敬しました。

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