私の周りは怒涛のベビーラッシュを迎えており、またまた友達の赤ちゃんに会いに行くことになった。今年だけでも5、6人は生まれているのだから一ヶ月に一回位は誰かの赤ちゃんに会っているのである。今回は私の高校時代の同期がママになったため、友達数人でお宅へお邪魔することになった。

私の高校時代の部活動で同期だったメンバーなのだが、半数以上は結婚をし中には三人のママになったという女の子もいる。同期で集まればあっという間に室内は保育園状態だ。こうなると子供の話でもちきりだし、誰かが誰かの赤ちゃんの面倒をみることになる。最初は正直なところ「うるさいなぁ」と思ってしまうことも多々あった。だが、最近はなんともいえない心地よさを感じるのだ。しばらくすれば赤ちゃんの声も自然と遠くなり、同期たちのなんともいえない雰囲気に癒されている自分がいる。

高校の同期の面々と赤ちゃん達の声が溢れるこの状況、一体何が心地よいのだろうと考えてみた。それは「あっという間に部室にタイムスリップする」という感覚が気持ちよいと感じているのだろう。結婚して苗字が変わった、母になった、それなのに「それでも変わらない私達である」というこの事実がなんともいえず気持ちよく、心地よいのだ。どんな状況になっても帰ってこられる場所があるような、この空間だけ時間が止まっているようにすら感じることがある。

高校を卒業してもう10年以上が経つのに、部活のまとめ役だった彼女はやはりそのままだし、同期に愛されていた天然キャラの彼女もママになってしっかり者になったがやはりどこか抜けているままだし、同期たちが集まれば子供がいようが、どこで集まっていようが「あの頃の部室」になるのだ。

そういえば昔、母親に「高校の友達は長続きする。小学校・中学校のような狭い範囲で作った友達ではなく、高校入試を経て価値観の近い友達を自由に作れるからだ」と言われたことがあった。なるほど、確かに学区が広がり同じ入試問題をクリアし集まり、近しい趣味趣向を持っていたから同じ部活を選んだ私たちなのだ。ある意味このメンバーのこの絶妙なバランスは奇跡的だともいえる。

確かに私達の環境はめまぐるしく変わっていくし、これからも変わり続ける。子供が産まれ小学校に入り親元を巣立っていくのだろう、転勤や引越しを経験することもあるだろうし、一生独身を貫く者もいるかもしれない。それでも私達同期は集まれば「あの頃の制服」を身にまとい「あの頃の部室」をあっという間につくりあげてしまうのだ。今日会いに行ったあの赤ちゃんにも、そんな奇跡のような友達関係ができるといいなとぼんやり思った。

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