出産祝いのタブーって何?基本のマナーを教えて

お祝い事にはマナーがつきもの、タブーも知っておかなくてはいけません。ですがいざとなると案外わからないことも多いものです。

・出産祝いでしちゃいけない「タブー」って何?出産祝いの常識を教えて!

・ママに喜んでもらいたい!でもしちゃいけないこと・贈ってはいけないものが分からない・・・。

友達・身内・会社の同僚や上司・部下に赤ちゃんが生まれることは本当に喜ばしいことです。マナーとタブーを知ったうえで、心を込めたお祝いを贈れるようにしましょう。

もくじ


1.出産祝いでプレゼントを贈るときのタブーはこれ!
2.妊娠中の出産祝いはタブー?
3.出産祝いを贈り合うのはタブー?
4.現金を包むときの注意事項
5.まとめ

出産祝いでプレゼントを贈るときのタブーはこれ!

出産祝いに何か品物をプレゼントしようという場合のタブーはどんなものがあるのでしょうか。出産祝いはなによりも「祝う気持ちが大切」とされているため、プレゼントに関してはあまり細かい決まり事はありません。

ですが「弔事によく贈られる品物」と「刃物」を出産祝いとして贈るのはタブー。それから、相場よりも高い出産祝いを贈らないようにするのも基本的なマナーです。最近の出産祝いの相場は三千円から一万円程度ですから、それ以上のプレゼントを贈るとママも恐縮してしまうので要注意。

「弔事(お葬式など)によく贈られる品物」というのはつまり「香典返しの定番となっている品物」という意味。香典返しといえば日本茶や海苔が大定番となっています。ですから出産祝いにお茶や海苔を贈るのはタブーということですね。

そもそも妊娠中・授乳中はカフェインの多い飲み物はママにも赤ちゃんにもよくありません。赤ちゃんはカフェインをうまく分解することができないため、母乳で子育てをしているママはコーヒーや日本茶・緑茶を飲まないようにすることがほとんどなのです。

ですから様々な理由から日本茶は出産祝いには向いていないということが分かります。それに海苔を出産祝いとして贈る人は少ないでしょう。

そして、刃物に関しては「切断する」「縁を切る」といったことを連想させるため出産祝いではあまり贈らない方が良いといわれています。私の周りでも「キッチンバサミを出産祝いとしていただいた」という方がいたのですが、よく考えてみるとちょっと常識外れなお祝いだったということになりますね。

中には「切り開くという意味もあるから包丁やハサミはお祝い事の贈り物にしても良い」と考える方もいるようですが出産にはやはりふさわしくないでしょう。結婚のお祝いなどに「二人で未来を切り開いて」と包丁を贈ることもあります。ですが念のため、包丁・ハサミ類はママからのリクエストがない限りはプレゼントしないように気を付けましょう。

【ここがポイント!】お茶・海苔・刃物は出産祝いにはふさわしくないため注意。

妊娠中の出産祝いはタブー?

最近は職場で産休に入る女性がいると「妊娠祝い」を贈るということが多いようですね。ベビー用品売り場でも「妊娠祝いにどうぞ」という言葉を見かけるようになりました。

ですが元々「妊娠中にお祝いをあげる」ということ自体がタブーだったのです。出産はまさに命がけ、最後まで何が起こるか分かりません。ですから妊娠中にお祝いを渡すのはタブーで、出産が無事に終わり母子ともに健康であるという報告を聞いてからお祝いするのがマナーとされています。

昔からいわれていることですが、今でも「妊娠中にお祝いを渡すなんて、何かあったらどうするの?」と考える人はまだまだ多いです。ですから、妊娠中に積極的にお祝いを渡すのはやめておいた方がよいかと思います。

とはいえ、職場で会えるのは妊娠中しかない・妊娠中に何かプレゼントを渡したいというシチュエーションも増えたために妊娠祝いも浸透してきました。もし、妊娠中の友達や身内にお祝いを渡したいならあくまで「気持ち」「プレゼント」という形でマタニティグッズなどをあげると良いでしょう。そして出産が無事に終わったらしっかりとした出産祝いを贈るのがベストだと思います。

【ここがポイント!】妊娠祝いはもともとタブーだった。妊娠中に何かお祝いしたいなら簡単なプチギフトとし、出産後に改めてお祝いをあげよう。

出産祝いを贈り合うのはタブー?年代によって賛否両論

祝い負けという言葉をご存知でしょうか。例えば友達とあなたが同時期に妊娠をしたとします。するとお互いに出産祝いを渡し合う、祝い合うという形になりますね。これが「祝い負けする」ということになるのです。

つまり、お互いにお祝い事が重なったときに「お祝いを渡し合う」ということになるとどちらかに悪いことが起こるという考え方が「祝い負け」なのです。地方によって意味合いは微妙に変わってくるようですが、昔からお互いに祝い合うものではない、その場合にはお祝いは辞退するのがマナーとされてきました。

昔のタブーである「祝い負け」を気にする人も減ってきてはいますが、念のため頭には入れておいた方がいいでしょう。もしもお互いに妊娠・出産時期が被ってしまった場合には「お互い様だから出産祝いはなしでいいかな」とさりげなく聞いてみるとよいかもしれませんね。

実際同年代のママ友たちは「お互い様なんだからお祝いはなし」とルールを作っていることも多いです。昔は「祝い負け」という考えだったものが現代では「お互い様」という考えに変わってきているということでしょうか。タブーも時代によって変わっていくんですね。

【ここがポイント!】祝い負けすることから、お互いに出産祝いを贈り合うのはタブーとされていたが、現在は「お互い様」として出産祝いをなしにするママ友も多い。

出産祝いで現金を包むときのタブーはこれ!

出産祝いでは「現金を包む」ということが多いです。少々チェックしなくてはならないことが多いですが、一度覚えておいた方が良いでしょう。タブーというよりは出産祝いで現金を包む際のマナーですね。

・現金は目上・年上の人に贈るのはタブー。

・現金を包むときには新札を入れること。ご祝儀袋に使用感の強いお札を入れるのはタブー。

・ご祝儀袋に入れるときのお札の向きに注意。袋の表にお札の表(肖像画がある方)にして入れること。ご祝儀袋の口から肖像画が見えるようになっていていれば正解。

・出産祝いで使うご祝儀袋は表書きが「御出産御祝」「御祝」のものを選んで。「寿」は結婚祝いに使われるものなので出産祝いに使うのはタブー。

・ご祝儀袋の包み方には注意。折り返しは出産祝いの場合「下側を上側にかぶせる」ように包むのがマナー。

・ご祝儀袋の水引は蝶結びのものを選んで。結びきりを出産祝いで使うのはタブー。

・包む金額にも注意。「死」「苦」を連想させる金額を贈ることはタブー。

現金にまつわるタブー・マナーってけっこう多いですよね。しかも結婚祝いや香典と違う点も多いので注意が必要です。

まず上司や先輩、目上の方へ出産祝いに現金を贈るのはタブーであり、マナー違反です。その場合には何か品物を選んでプレゼントするようにしましょう。現金をあげるって、確かに目上の方へは失礼な感じがしますよね。

続いて現金の扱い方に関するタブーですが、使い古した・くたびれたお札をご祝儀袋に入れるのはNG。お祝い事で贈るお金は新札であることがマナーです。銀行などで新札に両替してもらうこともできますし、場合によってはお札にアイロンをかけて新札のようにまっすぐにすることも可能。お祝い事ですから使用感の強いお札は避けるのがベストです。

そしてご祝儀袋の選び方ですが、出産祝いで用意する場合に覚えておくことは二つだけ。「水切りはリボン結びタイプを選ぶこと」「表に【御出産御祝】【御祝】【祝】と書かれているものを選ぶこと」の二つ。

ちなみに水切りとはご祝儀袋の真ん中にある装飾のことで、結び方によって意味が変わってきます。蝶結びと呼ばれる水引はリボン結びの形をしており「ほどいてもう一度結べる(=何度も繰り返して結べる)」ことから「繰り返し起きても嬉しいお祝い事」に使うことが常識。反対に結婚祝いで用意するご祝儀袋は結びきりといわれ、一度結んだらほどけません。出産は何度起こっても嬉しい祝い事、結婚は何度も繰り返すものではないため蝶結びの水引は使わないのですね。

最後にご祝儀袋を包むときには後ろの折り込みにも気を配りましょう。なんと、最後の折り込みによっては意味が全く変わってしまうのです。出産や結婚といった慶事では最後の折り込みは下側を上側にかぶせるようにし、お葬式といった慶事では上側を一番上にかぶせるのが決まり。ちょっとややこしいですが覚えておいた方が良いですね。

包む金額は出産祝いの場合細かく決まっているわけではないのですが「4」「9」といった縁起の悪い数字は避けるのがマナー。せっかく元気に誕生した赤ちゃんに「死」「苦」を連想させる数字を使うのはタブーということです。

まとめ

いかがでしょう。

①お茶・海苔・刃物は出産祝いにはふさわしくないため注意。

②妊娠祝いはもともとタブーだった。妊娠中に何かお祝いしたいなら簡単なプチギフトとし、出産後に改めてお祝いをあげよう。

③祝い負けすることから、お互いに出産祝いを贈り合うのはタブーとされていたが、現在は「お互い様」として出産祝いをなしにするママ友も多い。

身内や友達、大切な人に赤ちゃんが生まれたなら全力でお祝いしてあげたいと思います。ですが、せっかく一生懸命考えたプレゼントも「マナーがなってない」と思われたら悲しいですよね。ちょっとしたマナーやタブーを知っていればお互いに気持ちが良く、これから先の関係性も良くなるでしょう。

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